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カレーつけ麺・中盛@紫匠乃・江東区門前仲町

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写真: カレーつけ麺・中盛@紫匠乃・江東区門前仲町

写真: 九州らぁめん@璃宮亀戸店・江東区亀戸 写真: サービスライスと龍馬たくわん@寿限無担々麺・中央区人形町

つけ麺専門店 紫匠乃(むらさきたくみの)
  江東区富岡1-24-6

 深川の八幡様(富岡八幡宮)の道路向かいに建つ、間口が狭くて奥行きがあるウナギの寝床みたいなお店。メニューは、店名のとおり魚介醤油トンコツ、カレー、塩のつけ麺が3本柱だが、その他にも混ぜそばと煮干ラーメンがある。それらの中からカレーのボタンをポチッとな。880円。こちらでは220g(茹で後350g)の並盛、270g(同450g)の中盛、370g(同600g)の大盛が同一料金のため、食券を手渡す際、希望の量を伝えるシステムだ。なお、アラサーくらいの女性が2人で営業していたのは東京では初めて見る。
 麺は縮れた極太。つけダレに潜らせずに食べると、小麦の甘味が少し感じられるとともに、噛みしめると麺に歯がムギュ〜と入っていく感じで、しっかりとした歯応えがあってムッチリ、モチモチの食感だ。このため、日本そばやうどんのようにズズーッとすすって軽く噛んで飲み込むという食べ方は不可能で、1〜2本をつまんでつけダレに潜らし、口の中に少しずつ送り込んでよく咀嚼するという食べ方になってしまうため食べるペースがかなり落ちる。配膳時に配られたサービス券には「多田製麺所直営つけ麺専門店」と書かれていたが、多田製麺所をググってみても讃岐うどんの製麺所しか出てこず正体不明。つけダレは中辛カレーを魚介入りトンコツ出汁で薄めたイメージ。塩加減もちょうどよく、躊躇なくドボ浸けでき、とろみが少しあるので極太麺にも上手く絡んでくれる。魚介は、メインのカレー風味の間から時々顔を出す程度だ。途中で、食券を渡す際にお願いした粉チーズを麺全体に振り掛けた。粉チーズをまとうとチーズカレー味に変化し、飽きることなく麺を食べることができた。麺皿には周囲をこんがりと炙ったバラ肉チャーシューと海苔が載っていて、また、つけダレの中には挽肉、茹でたウズラ玉子、サッと湯通ししたハクサイが入っていた。チャーシューはつけダレで温めてから食べると、肉の旨味、脂身の甘さの両方が味わえ◎。ハクサイも、味がほとんどないことからカレー味のつけダレによく馴染み、違和感なく箸休めとして食べた。
 +100円で追い飯があったが、ゆっくりと食べざるを得なかったためか満腹中枢が刺激され回避。代わりに店員さんに割りスープをお願いすると、注ぎ口が付いた小鉢のような陶器に入れて提供してくれた。味見すると魚介トンコツ出汁だった。それほど残っていないつけダレを、その割りスープで適宜割り、スープ割りも完飲するとほどよい満腹感だった。

・お気に入り度:○

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