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塩玉らーめん@ひるがお人形町店・中央区人形町

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写真: 塩玉らーめん@ひるがお人形町店・中央区人形町

写真: 酸辣麺・辛さ普通+排骨@寿限無担々麺・中央区人形町 写真: 支那そば@なな蓮・中央区三越前

塩らーめん専門 ひるがお人形町店
  中央区日本橋人形町3-6-7 共同ビル1階

 ひるがおのラーメンは、東京駅八重洲地下街の東京ラーメンストリートにある東京駅店で食べたことが有るが、それはもう9年も前のことでほとんど覚えていない。その新しい支店が4月下旬にオープンしたので行ってみた。入口の券売機で標記の食券を発券。850円。
 麺は色白のストレート中麺。ツルシコとした口当たりには好感が持てるが、一方で小麦の風味はほとんど感じられないのは残念だ。卓上の説明書きによれば自家製麺だそうだ。スープは鶏と豚をベースにして、昆布、干し貝柱、煮干し及びソウダ節で出汁を引き、白醤油も加えた塩ダレで味付けしているという。飲んでみると、昆布と貝出汁が味の主体で、魚介の風味も感じられる。鶏と豚は旨味の増強役に徹しているように感じた。香味油が浮いているがコクは軽めなものの、複雑な旨味があってなかなかの味わい。ついつい飲み切ってしまった。チャーシューは煮豚ではなく、タレに一晩漬け込んでオーブンで焼き、配膳直前に炭火で炙った焼き豚。それなりに歯応えはあるが、軽い香ばしさの下、噛んでいると旨味が次々に出てきてこれは美味しい。部位はウデだろうか。味玉は醤油ではなく塩で味付けされているので見た目は茹で玉子。しかし、しっかりと塩気と旨味が染み込んでいて、黄身は流れ出さない程度の半熟と絶妙な具合でこれも美味しい。短冊状のメンマは薄めに味付けされていて、ジャキジャキとした強めの食感を楽しむタイプ。また、かなりレアな食材として、高知県四万十川の汽水域で育つアオサノリが入っていた。岩海苔と違って磯の風味はそれほどしないが、スープに散ると青っぽい色合いがきれいだった。ネギは白ネギの微塵切りと白髪ネギの2種類で、白髪ネギの上に振り掛かっているオレンジ色の粉は、干し貝柱をフライし粉々にしたものとのこと。あとは小味玉の上に小エビが1尾。
 丁寧に作っているなと感じられる一杯だが、ちょっと万人向けすぎてラヲタ的には面白味に欠ける気がする。

・お気に入り度:○

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