ゼンナの塩つけ麺@塩生姜らー麺専門店MANNISH亀戸店・江東区亀戸
塩生姜らー麺専門店MANNISH亀戸店
江東区亀戸5-2-13
こちらのお店のこの週末、土日限定のメニュー。ゼンナとは、千葉県の九十九里浜で5月から8月の間だけ採取される小型のハマグリの呼び名だ。ハマグリのつけ麺はそうそうあるものではないので是非食べたいと思い、うまい具合に都合がついた日曜日に訪れた。11時40分にお店に着くと先客は3人と予想通り少なく空いていた。入口入ってすぐの所に置いてある小型券売機で限定メニューのボタンをポチっとな。1300円。
麺は幅4mmほどの弱縮れ平打ち。冷水で締められているため、平打ち麺でもそう簡単には歯が入っていかずしっかりとした歯応えがある。なおも数度噛み続けるとようやく歯が入るが、その後もプリッとしたコシのある食感が続く。また、冷たい麺なのに小麦の風味とともにわずかだが甘味も感じられ、食感、風味とも味わい深い麺だ。この麺もいつものとおり菅野製麺所の麺なのだろう。つけダレはハマグリの風味と旨味が存分に感じられる。このつけダレも先日の鰹出汁の塩レモン同様、メインの魚介系出汁を鶏出汁が目立たないもののしっかりサポートしているように感じる。貝独特のくぐもったような旨味とコクに即気付くが、じっくり味わうとそれだけではない複雑な旨みをがあり、塩加減も程よいので箸が止まらない。つけダレには木口切りの青ネギとぶぶあられが浮かんでいるだけで、メインの食材は麺の丼に載っている。具体的には、いつものまいうーな蒸し鶏?の皮目をバーナーで炙って香ばしい風味を付けたものが2切れ、出汁を取るのに使ったと思われるゼンナのうち大粒なものが4個、それに笹切りネギとベビーリーフかスプラウトのようなフレッシュ野菜を混ぜたものが軽く一掴み。なお、半個分の塩味玉はスタンプカード提示者への限定サービス品。220gくらいの麺と具材を食べ切ったタイミングで、厨房の栗店長から「スープ割り作りましょうか?」と声がかかった。素直にお願いすると、つけダレの入った小丼が一旦厨房に下げられ、常温程度に冷ました鰹出汁で割られて戻ってきた。いつもよりもちょっとしょっぱいと思ったもののグビッと美味しく完飲。
客目線でいうとコスパ的には少し厳しいものの、美味しいつけ麺がこの値段で食べられると思えば許容範囲か。
・お気に入り度:〇+
Albums: 東京のラーメン・その4
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