牛白湯味噌そば@南部屋路ばた・盛岡市
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南部手もみらーめん 南部屋路ばた
盛岡市上太田岡沼81-4
今日から提供が始まった期間限定メニュー。今回は味噌ラーメンとは珍しいと思って800円の限定麺のボタンをポチッとな。
麺は幅が5mmほどのよじれた手もみ平打ち。南部小麦で打った自家製麺で加水率は42%と高加水だが、茹で加減を少し長めにしてあるのだろうシコシコ感は無く、逆にもっちりに仕上がっている。小麦の風味も感じられ相変わらず美味しい麺だ。スープに口をつけると、前回と同様に出汁が相当に濃かったので「また、大量に鶏を使ったのだろう」程度に思っていたが、飲み進めるとどうも味が違う。券売機横のメニュー説明はチラッと見た程度だったので、食事中ながらスマホを取り出してメニュー説明を調べると、何と2日間炊き出した牛白湯だそうだ。牛白湯とは初めて聞く名だが、韓国料理のコムタンスープのようなものだろうと想像する。それに合わせたのが、これまた聞いたことがない牛味噌。何でも生味噌に牛ミンチ、ナッツなどを練り込む一方で、定番のショウガやニンニク、ゴマなどは使っていないそうだ。さらに、たっぷりと浮く香味油は黒毛和牛の牛ネギ油で、正に牛づくしのスープだ。旨味が強く牛らしい風味がするものの、がんこラーメンのように牛骨を多用していないため甘味はなく、淡色系の味噌がほどよく効いていて、濃厚ながらもしつこくない味わいに仕上がっている。美味。なお、丼の奥の白髪ネギの上に赤いペースト状のものが載っていたので嘗めてみると、ケチャップのようでもあるが辛味があるのでチリソースだろう。途中でスープに溶かして辛味を加えた。具材は軟らかく旨味十分な肩ロースレアチャーシュー、繊維が解れるくらい煮込まれているものの薄味で脂身の甘さと風味がひときわ目立つ分厚いバラ肉煮豚、豚ミンチとコマツナを巻き込んだ茹で白菜、色は白いが中まで味が染みた味玉半個。味玉に関しては、黄身がユルユルで好みからは少し外れるが、結構濃厚な味わいで味的にはOK。
食べた印象では麺量は160gくらいで、量的には中途半端に思えたが、毎回、食べたことがないようなメニューを考えてくれることに感謝するしかない。当然、完食完飲。
・お気に入り度:○+
Albums: 岩手のラーメン
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