絞り開放の作例

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絞り開放での作例。よーく見ると、糸巻き型の歪曲収差が結構出ている。また、見かけ上の被写界深度が深く感じられるのは球面収差が絶妙に残されているからではないかと思われる。四隅にわずかに光量不足がみられるが、画面周辺でもそこそこみられる画質であり、原設計が戦前のレンズとは信じられないほどである。

写真は、今はなき阪神の通称“赤胴車”。特急列車にはこうしたヘッドマークが掲げられ、ロングシートの通勤車両ながらなかなか風格があった。

1996.12.22　神戸高速鉄道　新開地駅　LEICA M4-2+JUPITER-3 50/1.5

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